2008年11月19日水曜日

伊藤比呂美

伊藤比呂美の「朗読の境界 - フルエル言葉、マジワル異郷 - 」の講演を聞きに東工大へ。司会は水無田気流さん。










伊藤比呂美の詩は「青梅」を読もうとして挫折した記憶がある。それ以来、詩はよくわからないという思いがあった。だけど、今回、詩の朗読を聴いて、今度伊藤比呂美を読もうという気になった。

今回朗読した詩は以下の通り。*1

1. 音速平和 / 水無田気流
2. 日本ノ霊異ナ話 / 伊藤比呂美
3. とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起 / 伊藤比呂美
4. ナシテ、モーネン/ 伊藤比呂美
5. アメリカインディアンの口承詩 / 金関寿夫

1の「音速平和」以外はすべて伊藤比呂美の朗読。

2は「日本霊異記」から、4はラフカディオハーンと妻せつのコミュニケーションから、作成された詩のようだ。

リズムや間を伴った朗読を聴くことで、詩がぐっと身近に感じられ、少しだけ詩がわかった気がした。

*1 詩の題名ではなく、本のタイトルかもしれない。

2008年11月16日日曜日

Diary of the dead

銀座シネパトスへ、ジョージ・A・ロメロの最新作「Diary of the dead」を観に行く。

下はYouTubeにアップされていた予告編。



予告編を観ればわかるが、主人公達は今起こっていることを記録しようとドキュメンタリー映画を撮影している。映画内映画の構造になっているため、撮影者の視点から映画をとることとなり、前作の「Land of the dead」のようなユーモラスな感じは(ほぼ)なくなっている。そのかわり少し怖くなっている。

はじめて「Dawn of the dead」を観てからずっと考えていることは、もしもゾンビが出てきたらどこのショッピングセンターに立て篭もろうか、ということだ。
ダイエーでは入り口が多すぎて守りにくいとか、
車が通れるくらい広い通路じゃなければダメだとか、
いやまてそこまで行く車がないぞ、とか。
前作の「Land of the dead」はその空想を支える映画だった。ゾンビ同志がコミュニケーションがとれるよう進化したという、新たな条件を与えてくれたから。

今回の「Dialy of the dead」はその流れを汲む映画ではなかった。
ゾンビを通して、様々なことを考えさせられる映画だった。

2008年11月3日月曜日

第20回 武蔵野はらっぱ祭り

かねてから行ってみたかった「はらっぱ祭り」へ行く。 会場はJR武蔵小金井駅から徒歩20分と少し不便な都立武蔵野公園。

音楽を演奏するステージと食べ物のお店が祭りのメイン。
ステージは上の写真のように、竹とシートで組まれていて小さい。

ステージ タイムテーブルはこんな感じ。
  • 10:00〜10:30 川名玲良
  • 10:40〜11:20 B.D.バッヂ
  • 11:35〜12:05 阿麻和利 健&アーケーズ
  • 12:20〜13:00 Po-jama's
  • 13:15〜13:55 ADAcCHI + Rocomoon + nyangola
  • 14:10〜14:40 OSUMAN ORLANDO BINGLE & ALHERI
  • 14:55〜15:35 MADORDEATH
  • 15:50〜16:30 トゥクトゥク・スキップ with クルーラホーン
  • 16:45〜17:25 国分寺エクスペリエンス
  • 17:45〜18:55 China Cats Strange Trips With The OVERHEADS

トゥクトゥク・スキップwithクルーラホーンから観る。
アイリッシュな感じの音楽。
国分寺エクスペリエンスは歌がうまい。歌詞が若い。
China Catsはさすがにトリをとるだけあると感じさせる貫禄。
「ラクラク」*1を生で聴けてよかった。


食べ物のお店はアフリカ、イタリア、タイ、ペルーと様々な国のお店が出店。
ミャンマーの少数民族、シャン族のお米と豚を発酵させたものを食べる。
塩味が無くて味を感じない・・・。醤油をかけたらおいしそうな味。
外は冷えるのでホットワインを飲む。
マイ食器・マイカップ持参。

*1. 「ラクラク」はひのこバンドの曲。