2010年1月31日日曜日

フリー 〈無料〉からお金を生みだす新戦略

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 気がつくと、このブログやGMail、Twitterやオンラインストレージサービス、CreativeCommonsやオープンソースなどの無料のサービスを頻繁に、しかも意識せずに使っていた。iPot touchの無料アプリとか、フリースポットとかもそうかな。それらのサービスに対して感謝こそすれ、無料の仕組みをぼんやりとしか考えていなかった。そのへんを読みつつ少しでも理解、考えられればと手に取って見た。
 
フリーの種類

 フリーの種類の分け方からして納得感があった。フリーも次の2つに分類されていた。
  •  アトムのフリー
  •  ビットのフリー
 アトムのフリーは、試供品や広告費がすでに商品の価格に組み込まれている物理的な商品を指してる。例としてもあげられていたけど、うちでも使っている試供品でもらった震える三枚刃の髭剃りがそれに該当する。髭剃りの柄を無料で配って、替刃を買ってもらうことで試供品の広告費を取り返す仕組みだ。それに対してビットのフリーは費用が安すぎて気にならなくなるような商品、情報商品を指してる。うちでも写真共有サービスのFlickrやEverNoteを使っているけど、有料ユーザにはなっていない。でも、それでも費用が安いからサービス提供者にとっては問題がない。多くの人が有料ユーザにならないことを織り込み済みでサービスを提供してるってことみたいだ。
 
時間とお金の方程式

 フリーの仕組みも大事だけど、この時間とお金の考え方もすごく納得した。
 特売品のLサイズの卵105円を買うために、少し離れたスーパーまで自転車で10分走るのは本当に"お得"なのかを考えてみる、というような話。いつも買っている普通の卵が200円だと想定して、約100円の節約だとする。10分で100円の節約だとすると時給600円になって、東京都の最低賃金791円より低くなっちゃうっていう。だから、特売品の卵が手に入らないからといって、購入を我慢する必要はなくて、より良い時間を過ごすために、少しのお金を払った方が良いんじゃないかという。

非貨幣経済

 非貨幣経済の注目や評判が見えやすくなったというのは、食べログなどのCGMなどで徐々に感じるようになって来てはいる。新しいお店に行くときとか、旅先でお店を選ぶ際にはネット上での注目や評判の情報は欠かせないように感じるし、実感と一致しているかな。注目と評判をお金に買えられるのは、まだ特定の分野に限定されるかなと感じた。

 副題の新戦略は、実際に巻末に多くの案が掲載されていたけど、あまり読んでない。ここでは、戦略的な面はあまり書いてないけど実例から戦略的な内容も数多く取り上げられてました。


2010年1月26日火曜日

TwitterとiPod touchの雑感

アカウントは結構前からあったのに、あまりやってなかったTwitter。
iPod touch購入とともにTweetでのつぶやきの頻度もあがってきてる。
その影響かこちらのブログの更新頻度が落ちている気が。

日々のつぶやきはこちらで確認できます。
http://twilog.org/usk529

Twitterへの影響だけでなく、iPod touch を購入してから、
PCを使う頻度が想像以上に下がった。
メールとかRSSフィードのチェックとかをiPod でするようになった。
PCで見て気になるけど今読む時間がないときに、
Read It Later を利用して、iPod touch にページの情報を保存して後で読むとか。
RSSフィードもiPod touch に保存しておいて、外でちょっとした時間の隙に読むとか。

PodcastもiPod touch だけで落とせるから聴くようになった。
WEEKEND SHUFFLE はかかさず聞いてるかな。
最近音楽も聞いてなかったから、音楽への関心も喚起された。
で、無料の音楽サイト、Jamendoを利用してみたりしてる。
どうやらjamendoは経営危機らしいです・・・。

iPod touch にカメラがついて、iTunesが不要になれば完璧かな。
なのでAndroidもきになるところです。
まとまりないですが、こんな感じかな。

2010年1月11日月曜日

川崎大師でとんとこロボットに出会う。

普段自転車で行くときにはそんなに人はいないんだけども、
1月4日はさすがに混んでた。



お賽銭をするにもけっこう並ばなければいけないみたいだったので、
お賽銭はあきらめて雰囲気だけでも楽しもうということに。



混雑する中、仲見世通りを通って、とんとこ飴を売っている姿を見ることに。
もちろん人間が売っていると思ってたんだけど、居ました、ロボット。



人がとんとこ飴を切っている姿も見られる中に混じって、1組だけロボットが居ました。

人間によるとんとこ飴の製造から始まり、ロボットによる工業化。そこから、かつての手作り感を出す手作業への回帰、そしてエンターテイメントとしてのロボット化。
という流れを妄想してしまいました。

手作業への回帰という点ですでに、とんとこ飴自体が商品を売るだけでなく、とんとこしている姿を見るという経験を売っている、的な見方もできるのでしょうか。とすれば、人間がとんとこしている姿もロボットがとんとこしている姿もどちらも、経験を売っているという点では違いはないのかもしれない。残念ながらこちらのとんとこロボは、飴を切るという実作業の機能はまだ実装されていないようでした。