2009年11月29日日曜日

第21回 武蔵野はらっぱ祭り

去年に続き「はらっぱ祭り」へ行く。
今年は22日、23日と二日連続で開催され、2日目の23日に行ってきた。



23日のタイムテーブルはこんな感じ。

10:00-10:40 ■ Montelima
10:55-11:25 ■ The Humanatones(鼻笛演奏)
11:40-12:20 ■ ズクナシ
12:25-12:55 ★ ステージ休憩/パフォーマンス広場Time ★
13:00-13:40 ■ 南條倖司&まあファミリー
13:55-14:35 ■ 山口晶グループ
14:50-15:10 ■ RUA*LUA dance company, 水野みさを/Percussion by Puntillo Negra(アフロ・カリビアン・ダンス)
15:25-16:05 ■ YARZ
16:20-17:00 ■ 中原宙&DEME BAND
17:15-18:00 ■ サヨコ meets Planet Sounds

午後から出かけたので、しっかり見たのはYARZから。YARZは歴史がありそうなバンドだった。けっこういい。

今年もミャンマーの少数民族、シャン族の料理をいただく。
バナナの皮で具を包んだものを蒸した料理。具は鶏肉にニラやバイマックルを混ぜたもの。独特の香りがする。



最後のサヨコ meets Planet Sound はすごく良かった。
とくに「This is the New Life Time」という曲は、荒廃した世界を生きるような歌詞で、物語と歌の二面を併せ持っていてとても良かった。ちょっともう一度聴いて見たいくらい。



2009年11月20日金曜日

六郷ねぷた祭り

6月14日土曜日に、都立六郷工科高校による六郷ねぷた祭りが開催されたので見てきた。
高校の文化祭の出し物として、街ぐるみで盛り上がるイベントを出来るのはいい。



水門通り商店街を通る、扇ねぷた。扇ねぷたは他にも何台かあったみたい。



ドラえもん型の子供ねぷた。よく見ると目の左側が破れてる?



そして、こちらが中型ねぷた。本格的で、かなり複雑な形。

校内の文化祭の様子は都合により見れず残念。来年も是非ねぷた祭りをやって欲しい。



2009年11月7日土曜日

ゼロ年代の想像力

 宇野常寛著。

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 感想のようなメモ。

 東浩紀をはじめとした批評家の読解は「古い想像力」に留まり、「ゼロ年代の想像力」をとらえられていないのでは、という点から始まる。ここで「古い想像力」とは、社会的自己実現の信頼低下を背景とした想像力となる。「ゼロ年代の想像力」は、社会的な背景が一歩進み、すでに社会的な自己実現の信頼性の低下を前提とした上での想像力となる。
 両者で何が違うかと言えば、前者は信頼性が低下したから何もせずに「引きこもる」という碇シンジ型と、後者は信頼性がないのは当たり前だから自分で「決断する」という夜神月型の違いとなって現れる。

 「決断主義」の問題点は、無根拠を承知で中心的な価値を信じてしまうこと。それにともなって、他の価値観を持つ決断主義者と相容れにくいこと。このような決断主義を越える方法が必要だということで、いくつかの想像力が提案される。が、あまりピンとこない。

 碇シンジの延長にセカイ系を見出したり、仮面ライダー電王の変身にコミュニケーションを見出したりと、現在の想像力を捉えるという面ではとても良い本。平成仮面ライダーシリーズを観なければと思った。