2009年1月31日土曜日

CreativeCommons を利用してみる

気になっていた CreativeCommons ライセンスを利用してみた。右端にある、このマークがCreativeCommonsライセンスのマーク。下のこれ。

Creative Commons License

「クリエイティブ・コモンズは,創造的な作品に柔軟な著作権を定義するライセンスシステム」。登録が面倒くさそうだったけど、特に個別の情報を入力することなく終了。このマークとリンク先もこのブログ専用のものではなく、汎用のものみたい。利用は無料です。登録時に必要なことはどのようなライセンスにするかの選択のみ。で、選択したのは、[表示]、 [非営利]、 [継承]。
詳細は、上の公式ページを読んでください。

このブログにそのような権利を主張する意味は現状ないと思うけど、権利を主張してもっともと思えるような価値ある内容を書きたいという気持ちの表れとして。

2009年1月29日木曜日

アーキテクチャと思考の場所

を東工大大岡山キャンパスまで観に行ってきた。










余裕を持って、30分前に行ったのだけれど、遅かった。既に第一会場の講堂は満員。会場の様子を放映する第二会場へ急ぐ。開始10分前にはこの第二会場もタ立ち見が出てきていた。とにかく混んでいた。

登壇者は、浅田彰、磯崎新、宇野常寛、濱野智史、宮台真司、司会が東浩紀。すごく豪華。

まず、東浩紀がこのシンポジウムのテーマを述べ、続いて濱野智史と宇野常寛が15分ずつ基調講演、その後は自由討論。

以下で音声のみ聴ける。3時間くらい。
自由討論の後に、二次会では、通信が途切れ、一次会場の様子が観れなくなるというハプニングが起こったりしたので、こういった形で聴けるのは助かる。



宮台真司のメメント発言が一番心に残った。以下、そのような趣旨の発言。
「メメントっていう映画、先行性記憶障害の話なんだけど、古いことは覚えてるけど、最近のことは覚えられない、っていう。 ログは残るが、解読する主体がいないっていう。」

2009年1月26日月曜日

冬は鴨の季節

雄のカモは冬になると求愛行動のために美しい羽をまとうようになる、らしい。春が来る前に撮らなければと多摩川へ繰り出した。


いるいる、たくさんいます。
上は、オナガガモ。地味なのが雌です。名前の通り尾がピョロっと長く伸びてます。


で、上がマガモ。頭が緑色なのが特徴です。


はい、次がコガモ。
マガモが頭全体が緑なのに対して、コガモは頭の一部が緑です。だからコガモって名前なんでしょうか。


まだいます。上はオオバン。
名前からカモが消えちゃいました。額から嘴にかけてが白く、他は真っ黒です。


はい、まだいました。
有名なカルガモ。他のカモと比べると地味ですね。ここまでは多摩川下流にいたカモたちです。


最後は上野の不忍池にいたキンクロハジロです。
かなり写真はボケてしまってますが。

とりあえず六種類。今の季節水辺にいったらぜひカモを見比べてみてはいかかでしょうか。

カモのことを調べていたら合鴨が気になって調べてみました。合鴨はマガモとアヒルを交配したものらしいです。頭は緑なのか。と思ったら現在流通している合鴨はアヒルのことが多いという情報もあるようです。
うーん。

2009年1月18日日曜日

LUMIX DMC-TZ3

鳥をもっと大きく撮りたくてついに買ってしまいました。
Panasonic の LUMIX DMC-TZ3。
価格ドットコムで16,000円弱。安い。











すぐ近くにいる鳥を撮ってもどうしても小さい印象になってしまって、もう少し大きく撮れないかと思っていたところ、光学10倍でサイズが大きくないものがあることがわかった。倍率が高いものはプロが使うような大きくて高価なものしかないと思っていたので、一週間くらい悩んだ結果購入に踏み切った。

今までのカメラは、LUMIX DMC-FX7 で、倍率は光学3倍。
光学10倍になるとどれくらい大きく撮れるか比較してみた。
まずは、倍率1倍で撮影。










大田区の多摩川下流から対岸の川崎を撮影。どんより。
続いて、DMC-FX7での光学3倍での撮影。










3倍がどれくらい大きくなるか、1倍と比較したことなかったけど、かなり大きくなる。
最後に今日届いたDMC-TZ3での光学10倍の撮影。










左の方に川崎競馬場があるのがわかる。
3倍では、文字が潰れてしまって読めないが、読めるようになってる。
全体的に白いのはもやっているせいだろう。

2009年1月6日火曜日

chumby に興味がない人のための、chumby 入門

写真はPandoraラジオで、Vampire Weekendを再生しているchumby










0. はじめに

chumby は、チャンビーと読みます。
chumbyを持っていない、または興味を持ってない人にはchumbyで何ができるのかわかりにくいみたいです。Linuxでオープンソースでオライリーが、とかいう話が通じる人向けの説明はネット上にすでにあると思うので、この説明がそれ以外の人のchumbyの理解の一助となればと思います。

1. まずは使う状況

私は、chumbyは「ながら」使いに主眼を置いた機器と認識しています。
身の周りの「ながら」使いの機器としては、テレビやラジオになるでしょうか。そんなにそれを使っていることに集中しない、なんとなく利用しているという感覚を抱くものです。この点で積極的に情報を得る、PCやiPhone/iPod Touchなどと大きく異なると思います。

2. では何が違うか
 
テレビやラジオと異なる点は、chumbyはデータをネット上から取得する、という点です*1。注意点ですが、無線LAN環境がないとchumbyは何も出来ません。
chumbyはブラウザ(IEやFirefoxなど)を持っていないので、専用のチャンネル*2でネットの情報を得ることになります。YouTubeを観るチャンネルや、Flickerを表示するチャンネルなど、様々なサービスに特化したチャンネルを、世界の有志の人々が作っています。もちろん、自分でチャンネルを作ることも出来ます。
それぞれのサイトに特化した専用のチャンネルが必要なことで、自由度は下がりますが、このチャンネルシステムこそが「ながら」使いをする環境を支えていると言えます。
余談ですが、chumbyを購入するときに、iPod Touchとどちらを購入すべきか悩みました。現在の自転車通勤の状況を考慮すると、iPod Touchを触る時間が少ないと予想されたので、家に置いておけるchumbyを選んだという経緯があります。chumbyとiPod Touchの違いは、部屋に置いて利用できるかどうかの違いとしか認識できていません。

3. で、期待してること

ここからはchumbyの特徴ではありません。個人的な期待になります。
テレビやラジオに取って代わる情報機器として期待して・・・はあまりいません。
chumbyを通して、人との交流ができるようになればいいなと思っています。ネット上に誰かが投げた情報をchumbyで表示する。もちろん、知人の情報を選択して表示できる、というような。PCからブログを見ることで事足りるという意見もあると思いますが、一日中電源ONのchumbyでしか出来ないことがあるのではないかと思っています。twitterのようなサービスが一番理想です。テレビやラジオのように自然に身近な人の近況などがわかる世界になったら楽しいのではないかなと。

4. 辿り着いたところは

まとめると、「ながら」使いのコミュニケーションツールという点に期待しているということになります。まさか辿り着くのがコミュニケーションツールという結論とは思っていませんでした。

*1. USBメモリやiPodと接続し、データを取得できますが、chumbyの本来の目的とは異なると判断し、例外とみなします。
*2. ここでのチャンネルとは、ウィジェットを指します。