2010年11月30日火曜日

イスタンブールのアジアサイドのロカンタ

初日の昼食はアジアサイドにあるロカンタ、大衆食堂の「チヤ・ソフラス」に向かった。僕が泊まったキベレホテルはヨーロッパサイドにあったので、船でボスポラス海峡を渡らないといけない。ガラタ橋近くのエミノニュ桟橋からはいくつもの航路がある。アジアサイドでトラムが走っている地域のカドキョイ行きの船に乗る。チケットは1.5TLで、隣にいたトルコの人にジェスチャーで買い方を教えてもらった。



ボスポラス海峡は15分くらいで渡ってしまう。船内には売店もあったし、チャイを売り歩いている人もいた。アジアサイドは観光地という雰囲気は少なく、地元の人でごったがえしているという印象。

チヤ・ソフラスには料理の選び方が二通りあって、その仕組みがすぐには理解できない。1つは、すでに出来上がった料理から自分で好きなものを取る、バイキング形式の方法。もう1つは普通に注文する方法。英語はまったく通じなかったので、この2つの仕組みはなかなか理解できなかった。



こちらがバイキング形式で選んだ一皿。いろいろなものを少量ずつ選んでいる。種類によらず重さで料金が決まる。赤い粒はザクロ。ザクロのサラダ。トルコではザクロは普通の食材のようで、街中でザクロを絞ってジュースにするお店もたくさんあった。



こちら、世界で一番おいしいと言われているパン、エキメッキ。お店によって味も変わるが、チヤ・ソフラスのパンは香りも強くておいしかった。皮はかりっとしていて、中身はもっちりとしている。



茄子と羊の煮物。鍋を見て頼んだもの。トルコ料理はとても茄子の使い方がうまい。



茄子の詰め物、パトルジャン・ドルマ。一個だけある赤いのは、ピーマンの詰め物。中身はお米と挽き肉。茄子は一度乾燥しているためか、とても薄い。下の写真左隅に吊られているのが街中で売られていた乾燥茄子。



トルコはイスラム教の人が多いため、ロカンタにはお酒が置いていない。そこが唯一の欠点か。

2010年11月27日土曜日

トルコの国鉄は遅い

イスタンブール到着初日は、ホテル近くのブルーモスクとアヤソフィアに寄りつつマルマラ海へ向かった。名前の付いた海は見たくなってしまうのはなぜだろう。



向こうに見えるのがイスタンブールのアジアサイド。不思議と釣り人の数はガラタ橋より少ないけど、海にはたくさんの船。タンカーと思われるものから、小さな漁船まで多くの船が浮かんでた。あまり見たことがない不思議な光景だった。

近くの国鉄ジャンクルタラン駅から電車に乗る。電車は15分に一本程度しかこない。トラムがけっこうたくさん来る印象だったので、それに比べると国鉄はあまり進んでいないのかもしれない。電車も古い。



ジャンクルタラン駅からスィルケジ駅間は電車は海沿いを走るため景色がいい。途中、トプカプ宮殿も見ることができる。シートもプラスチックで乗り心地もそんなによくなくて、スピードも遅いけど、たった一駅の乗車期間ながら「旅に来たな」っていう感慨には浸れた。

2010年11月23日火曜日

イスタンブールのスープ専門店

イスタンブールの旅の最終日11月16日の夜、炭火焼屋「ウムト オジャクバシュ」でパトゥルジャン・ケバブとチョプシ・シシをいただいたあと、二次会にスープを飲みに寄りました。
イスタンブールのスープ専門店「ラーレ・イシュケンベジシ」。
24時間営業のスープ専門店という情報しかなかったので、どういうお店なのか不安でしたがとても雰囲気のあるいいお店でした。場所もイスティクラル通りからちょっと入ったところにあるので、行きやすいです。
最終日に向かうことになったのは、旅の前から飲みたかった羊の胃袋のスープ「イシュケンベ・チョルバス」に出会えなかったから。

こちら目的のイシュケンベ・チョルバス。


さらにこちらが、胃袋のスライスがごろごろ入ったもの。



どちらもどくとくの臭みがありますが、とてもおいしかったです。